水晶は一番身近で一番奥が深い鉱物。ある時はキノコ型、またある時はハート型やダイヤモンド型と、変幻自在!

こんにちは、アキモトです。

今回は、鉱物収集において一番有名であろう鉱物、

水晶について語っていきたいと思います。

 

皆さんはパワーストーンショップなど、

鉱物標本を取り扱っているお店を覗いたことはありますか?

 

アメジストの巨大なジオードや、あるいは水晶の

ドデカいクラスターが看板がわりにおいてあって

すごい存在感を放っていて、気になっちゃう方も多いと思います。

 

私自身も観光地へ行った際、鉱物を取り扱ってるお店の

窓際に飾ってある巨大な紫水晶が気になって

 

ついつい店の中へ入り、もう十分持ってるはずの

小型の紫水晶や水晶クラスターを沢山買って

旅費の半分を消費してしまった事があります。

 

水晶って、鉱物の中では産出数も多く一番有り触れているから、

地域や国ごとにまるで別種の鉱物のような

多種多様な特徴の結晶を見ることができるんですよ。

 

だから、どの鉱物よりも奥が深くて・・・

鉱物収集家に限らず、パワーストーン界隈の人たちにも

石は「水晶に始まり、水晶に終わる」とまで言われています。

 

今回は、そんな馴染み深い水晶の仲間を多数紹介していきます。

 

鉱物をすでに集めている人も、まだ集めようかなーと悩んでいる人も

今後の鉱物収集の目標の明確化や、自分が何が好きなのかの参考に出来ますので

是非最後まで読んでみてくださいね。

 

Contents

透明な鉱物、水晶ってそもそも何でしょう・・・溶けない氷?魔法の石?

二酸化ケイ素 (SiO₂) の結晶、

石英という白~透明な鉱物が再結晶化して

透明な結晶となったもので

 

3月の誕生石でもあり

完璧・冷静沈着・神秘的

という石言葉があります。

 

昔の人はこの水晶を神の氷だとか

水の化石だとか、

溶けない氷だと思っていたそうで

神話にも登場します。

 

他にも、古くは七宝の一つ、

玻璃(はり)として珍重されていました。

(七宝は、仏教で貴重とされた七種の宝の事)

 

他にも、火打石や水晶粉末として顔料にも使われていたり

溶かすことで石英硝子の原料にもなります。

 

また圧力がかかると電気を発生させる事から

クォーツ時計の部品として等の電子工学にも多く利用されており

私たちの生活にはなくてはならないものです。

 

水晶自体、数々のファンタジー物の

魔法のアイテムや重要なアイテムのモデル

となっていたりしますが

 

本当に電気を発し、魔法のアイテムみたいな

使われ方をしているというのですから驚きですよね。

 

水晶の愉快な鉱物仲間たち。不思議な形の物や、何かを包み込んだ物、色んな色に染まった物など種類豊富!

次は特定の地域や国で取れる

成長する環境の影響で

個性豊かな形になった水晶や、

内包物により不思議な特性を持った水晶

 

熱や放射線、構成する成分の置換

そのほか様々な要因で色が付いた水晶など、

紹介していきます。

 

水晶(ロッククリスタル、クォーツ) 古来より愛され続けてきた無色透明な結晶。パワーストーンや工業でも引っ張りだこ

 

基本になる種類。

何も混ざっていない、純粋で透明な結晶です。

 

産出される国や地域で

その結晶は様々な形へと姿を変えて、

時に私たちを大いに楽しませ、

 

お値段も安いものは500円前後、

高いものは数十万とまばらなので

お値段的な意味でも悩ませ誘惑してくることでしょう。

 

水みたいに透明で、そっけなく見えるけど

あたりの景色や光のさし方で

 

非常にさまざまな表情を見せてくれて

いつまでも見ていて飽きないと思ってしまう種類。

 

私も今まで数多くの鉱物を集めていますが、

どうしてもこの基本的な透明水晶には弱くて、

いくらでも買えてしまうほどです

 

ああ、また買おうかなあ

オイル入り水晶(オイル・イン・クォーツ) 青白く蛍光する原油を閉じ込めた水晶。ブラックライトで美しく変貌する!

蛍光するオイルが入り込んだ水晶。

通常のライトでは

黄色っぽい液体を内包しているのが見えるだけですが

 

ブラックライトを使うと

黄色いオイル部分が青白く蛍光し、

 

まるで星を閉じ込めたかのような

とても幻想的な一面が楽しめます。

 

主にパキスタン産が多く出回るようです。

 

このオイル入り水晶は、

後述のハーキマーダイヤモンド同様

ころころした小粒が多いので

そのままアクセサリーのパーツに利用される事もあります。

 

年間通して日本各地で行われている

ミネラルショーという鉱物の即売会イベントなどで

売られているのをよく見かけるので

もし機会があれば探してみてくださいね。

草入り水晶(ガーデンクォーツ) 水晶の中のインクルージョンにより、まるで中に庭や森ができたかのような結晶。

緑泥石やルチルなどの不純物が入り込み、

その名のとおりまるで水晶の中に

大自然を閉じ込めたかのような水晶です。

 

内包する鉱物によって様々な景色が楽しめ、

ものによっては透明な結晶の中に

別世界が広がっているような

不思議な感覚を覚えることでしょう。

 

その特徴から、

この水晶を専門に集める人もいるほど人気の種類です。

 

もし見つけたら一度手にとって

中を覗いてみるのを強くお勧めします

 

ファンタジー好きな方なら、

もしかしたらドはまりしますよ!

ハーキマーダイヤモンド(ドリームクリスタル) ダイヤモンドに似た輝きと外見を持つ美しい小粒の結晶。ダイヤの原石よりも美しい!

ニューヨーク州ハーキマー地区で産出する水晶。

 

18面体の両剣(ダブルターミネーティッド)状、

いわゆる両側が尖っているダイヤ形の結晶が特徴で、

まるで加工を施したルースのような眩い輝きを放ちます。

 

ドリームクリスタルとも呼ばれ、

パワーストーン的な意味でもかなり重要な石です。

 

このハーキマーダイヤモンドと

同じ形の結晶は他産地でも見られますが

ハーキマーダイヤモンドはブランド名であり、

 

この産地以外で採集されたものは

同じ形の結晶であっても

ハーキマーダイヤモンドとは呼びません。

 

ダイヤモンドの名を冠するだけあって

ギラギラと輝きを放つ

高純度の結晶が多く

 

前述のオイル入り水晶同様、

小粒なものも多いので

アクセサリーにもよく利用されます。

 

日本式双晶(ハート型) 愛らしい双子の結晶です。日本国内では天然記念物だけど他の国でも取れるから心配いらないですよ!

二つの水晶が結晶面を共有し、

ハート型に成長したラブリーな外見の水晶です。

 

接合部には細かなヒビや水やらがついており、

ハート型のほかにも軍配型や

Vの字型などのバリエーションがあります。

 

アメジストにもこのタイプがあるらしいですが

希少なようです。

 

日本式 とはありますが

マダガスカルやペルーなど、

外国でも普通に産出します。

 

日本国内の一部地域では

天然記念物に指定されているので採取できません。

この日本式双晶に限らず

 

日本では天然記念物指定され

採取できない鉱物がいくつかあり

必然的に希少価値は高いです。

 

ヒマラヤ水晶 ヒマラヤから産出する、土壌の影響でさまざまな色合いになる水晶。

ヒマラヤで採掘された水晶。

 

基本的に透明な水晶ですが

産出した場所の土壌の成分で

 

ほんのりピンクがかったものや、緑がかったもの。

白っぽい印象を受けるものなど

 

それぞれの標本が意外なほど

表情豊かで集め甲斐のある種類です。

 

一時期かなり凝って集めていて、

本当にいろいろな色合いのものを見てきました。

 

アメジストなどの色つき水晶と比べると、

その色は淡いものが多く

単体ではどう違うのか分からないかもしれませんが

 

集めれば集めただけ

その色合いの多様性に心引かれてしまいます。

もっと欲しいって気持ちにさせる水晶ですよ

 

松茸水晶(セプタークォーツ) キノコのような奇妙な見た目に成長した水晶。生えている様はとてもメルヘン

細長い水晶の先端に太く短い粒状の結晶が成長し

まるでキノコのような

メルヘンチックな形状になったもの。

 

セプタークォーツの名の由来は、

王様が持つ杖(scepter)に形状が似ている事から

つけられています。

キノコじゃないのか・・・・

 

成長した水晶の上に、

またさらに水晶が成長して出来上がるという

なんとも手間のかかった

成長過程を経て出来上がるタイプで

 

先端がアメジストやスモーキークォーツなど

色つきの結晶として成長している物もあります。

 

色付き水晶 様々な原因で色がついた水晶達。中には宝石として扱われるものも。

様々な要因により色がついた水晶で

準貴石扱いされる物も含まれます。

アメジストこと紫水晶はこのタイプです。

 

紫、黄、煙、黒の4種類は水晶の成分が

置き換わったか変質したもの。

青、赤、緑、レモン、ミルキーなどの色付き水晶は

インクルージョンによるもの。

 

白、紅(ピンク)はインクルージョンか

そうでないのかははっきりとしていません。

 

紫水晶(アメジスト) 宝石としてもパワーストーンとしても有名な紫色の水晶。

珪素の一部を鉄イオンに置換されて紫色に発色した水晶で

紫色の宝石の代表格。

 

名前はギリシャ語amethustos(酔わせない)が由来で

持っているとお酒などに酔う事が無くなると

考えられていました。

 

主に指輪やネックレスなどの

ジュエリーやパワーストーンなど

 

宝飾品からスピリチュアルな用途まで

幅広く親しまれています。

 

よく鉱物標本店やパワーストーン店で

大きなジオードが飾られていたりするのも

そういった所からでしょうか、

 

招き猫ならぬ招き石ですね。

 

 

結晶上部に色溜りがあり、

根元に行くにつれて薄く白くなっていくものが多く

熱処理されて黄水晶やグリーンアメジストとされて

売られています。

ブラシオライト 天然で産出したグリーンアメジストをこう呼ぶらしい

アメジストを熱処理して変色させた

グリーンアメジストの天然物バージョン。

 

淡い緑色が特徴で、

アメジスト同様宝飾品に利用されています。

 

アメジストの紫に対して、こちらは淡い緑。

アメジストの名前の由来といい

この色の対比といい、

どこか赤ワインと白ワインを彷彿としませんか?

 

黄水晶(シトリン) 天然物はかなり希少、かつてはトパーズと間違われて市場に出回っていた

黄色~オレンジ色をした水晶。

 

市場に出回っているものは

大体がアメジストを加熱、

あるいは放射処理して作り出したもので

天然物は珍しいです。

 

色がトパーズと似ることから

シトリン・トパーズとして

トパーズの代用品として使われていたりします。

 

各種原石の見分け方として

加熱処理してあるシトリンはヒビが入っており、

また色が鮮やかなのにもかかわらず

値段も安いものが多いですし

 

トパーズとシトリン(水晶)は、

条線の向きで判断できます。

(条線は結晶面に見られる平行な縞模様)

 

結晶の尖った部分に対して

条線が縦にできているならトパーズ

横にできているなら水晶と判断できます。

 

煙水晶(スモーキークォーツ)色が濃く不透明なものを黒水晶(モリオン)と言う。

茶~灰色をした、いぶし銀なイメージの水晶。

放射線の影響でこの色になっているらしいものの、

発色の原因ははっきりしていません。

 

水晶内の色がまばらで、

本当に煙のような柄になっているものもあり、

 

淡い桃色のような色合い

シェリーピンクに近い

灰色の美しい煙水晶もあります。

 

私もこの淡い桃色のタイプを

探しているんですが、

なかなかいいものが見つからない・・・!

黒水晶(モリオン)希少な黒い水晶。光も通さない、まるで夜のような結晶。

透明度が全く無いか殆ど無い、

真っ黒な結晶の水晶らしからぬ水晶。

 

色の濃い煙水晶との区別が難しく

そもそも明確な定義がありません。

 

その黒色は煙水晶と同じく

放射線の影響によるものです。

 

レモン水晶(レモンクォーツ)硫黄を含み、黄色く変色した水晶。

水晶に硫黄が入って

レモン色に発色した水晶。

 

レモン水晶という名前上、

黄水晶と混同する可能性がありますが

 

傷つけたりすると

硫黄のにおいがしたり

 

色味もわりと違うので

間違うことはないです。

 

 

紅水晶(ローズクォーツ) 桜のような淡い桃色をした女性に人気の水晶

淡い桃色をした水晶。

 

その色合いから女性人気が高く、

よくブレスレット等のアクセサリーなどに

加工された形で売られています。

 

空洞の内側に向かって成長するという

他の水晶とは少し違った性質を持つ為

単結晶が見つかるのは稀で

大体は塊状となって産出します。

 

紅水晶の単結晶やクラスターは

とても美しいものですが

下手な鉱物より希少性が高く

 

出回るのも稀ですので

もし見つけた時は多少予想より高額でも

買っておいたほうがいいです。

 

きっと一生の宝物になりますよ!

 

ミルキークォーツ 優しい印象を受ける白色の水晶。透明な水晶と間違えてしまう事も

アルミニウムなどの影響で

白っぽくなった水晶。

 

色合い的に普通の水晶と

区別が付き辛いかもしれませんが

 

結晶同士を見比べてみると

水晶より全体的に白みがかっている為

区別できます。

 

赤水晶(レッドクォーツ)緑水晶(グリーンクォーツ)青水晶(ブルークォーツ)内包された様々な鉱物により発色した水晶

色付き水晶の中でも

内包物により色のついたもの。

 

これが赤(青、緑)水晶!

という明確な基準はないけれど

その色に発色しているなら

 

赤(青、緑)水晶って

呼んでもいいぐらい

アバウトな認識でいいです。

 

主に赤水晶は、赤鉄鉱などの鉄分が

水晶に入り込んで赤錆色に発色したもの。

 

緑水晶は角閃石などが入り込み、

水晶全体が緑色に発色したもの。

 

青水晶は微細なブルートルマリン等の

青い色をした鉱物が水晶に入り込んで

青色に発色して見えるものがそうです。

 

なかなか納得のいく標本に出会えない種類で

拘れば拘るだけきりがないほどなのですが

 

突き詰めていくのも楽しいですし、

もしかしたら想像以上に発色も透明度も良いものも

見つかるかもしれません。

 

最後に。 水晶は集めきれないほど沢山の種類がある。

いかがでしたか?

ここで紹介したもの以外にも、

 

内包物で水晶自体が蛍光する物や、

金色に染まった物など

非常に多くの変り種が水晶には存在します。

 

もしかしたら、鉱物を集める過程で

前例の無いタイプの水晶だって見つかるかもしれませんし

貴方が第一発見者になる事だってあるかもしれません

 

鉱物集めをしていく上で

切っても切れない関係になる水晶。

 

その魅力が伝わったなら幸いです。

 

 

 

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鉱物収集って最高に楽しい宝探しだ!

地球に散らばる天然の美術品、鉱物。

貴方は何がきっかけで、鉱物に興味持ちましたか?


ゲーム・漫画に出てくる重要アイテムだったり、

母親など身近な人がつけているアクセサリーだったり。


興味を持つきっかけも様々だと思います。


私も幼少期の親からのプレゼントがきっかけで

社会人になってから鉱物に夢中になって


たった1年間で143種類もの鉱物を集めました;

しかし、その一年間のうちに思ったのです。


鉱物収集って趣味は、

何かと一人でする事が多くて

友達とも話題を共有しづらいし


話が会う人を探すのも難しい

おまけに一人だから鉱物に関する知識も

手探りで手に入れるしかない。


これじゃあ、せっかく興味を持ってくれた人の中にも

長続きしない人がでるよなって。


じゃあ、もし私が鉱物に興味を持ってくれた人をサポートできれば、

もっと鉱物収集の趣味も増えてくれるんじゃないか?

「そうだ、もっと色々な人とこの鉱物の楽しさと感動を共有したい!鉱物収集の手助けをしたい!」

そう考え、一念発起し


私と同じく鉱物に魅力を感じた

綺麗な鉱物を始めたい!

鉱物の世界にどっぷりと浸かりたい!という人の為

鉱物収集の手助けがしたいと思い、このブログを立ち上げ

中々知る機会のない鉱物の管理法や、鉱物収集に役立つお得な情報などを発信しています!

そんな私、アキモトのプロフィールはこちらになります。