鉱物の知っとかないとヤバイ性質を大解説!!愛する鉱物を保存するなら日光・湿気にご用心!

こんにちは、アキモトです。

この記事では、

管理方法が難しい鉱物達について紹介します。

 

新しい鉱物を買った時って

その鉱物をどう飾ろうか何と飾ろうか、

どんな写真を取ろうか、とか

うきうきと考えを巡らせちゃいますよね。

 

しかし、その鉱物の持つ性質と

管理方法を把握しなかったが為に

 

鉱物の色が抜けたり、

ヒビが入ったり・・・

最悪溶けてなくなったり。

 

そんな状況になれば、

金銭的な意味でも無駄になるし、

気分も沈んでしまいます。

 

私も鉱物収集を始めた最初の頃は、

オパールが乾燥でひび割れる性質を

持っている事なんて知らずに、

 

管理方法を間違えて

鉱物標本を台無しにして

1~2日ぐらい落ち込んでいました。

 

「ちくしょう、

なんで割れちまったんだよおおお!!」

なんて嘆いたり、

自分は鉱物収集家失格だなんて

本気で落ち込んでました。

 

今回はまさにその管理方法を

しっかり把握しないといけない

デリケートな鉱物を紹介します。

 

これから鉱物収集を

始めようという方は勿論、

 

既に鉱物収集をエンジョイしている方も、

この記事を参考に

正しい管理方法を把握していただけたら幸いです

 

脆い鉱物
鉛鉱物(ジンカイト バナジン鉛鉱 方鉛鉱)
滑石(タルク)
燐葉石(フォスフォフィライト)
方解石(カルサイト)
など

モース硬度が1~4ほどの脆い鉱物。

 

単純に脆いので、飾るときでさえ

落としてしまったり擦らせてしまったり

 

お店やミネラルショーで購入して、

移動中に破損してしまう事もしばしばあるので

 

プチプチかそれに準じたクッションで十分にくるみ、

絶対にケースなどの硬い部分に触れさせずに

梱包してもらったほうがいいかもしれません。

 

フォスフォフィライトのような

希少鉱物であるなら尚更ですよね;

 

この鉱物の中でも滑石は

モース硬度1と、凄まじい柔らかさを持ち、

逆にその柔らかさを利用して

 

彫刻などに使われていたり

ベイビーパウダーや

生薬の材料なんかにもされています。

 

鉛鉱物全般はモース硬度が低い物が多く、

すぐ欠けたり砕けたりしてしまったり

鉱物自体にも毒性があるので

触った後は手を洗う等、少し注意が必要です。

 

湿気に弱い鉱物 水溶性の物、あるいは水分で変質してしまう鉱物。
岩塩
コキンボ石
黄鉄鉱(パイライト)
胆磐(カルカンサイト)など

梅雨時の管理は特に厳しくなる鉱物達。

保存用ケースに乾燥剤を一緒に入れておかないと

劣化するか溶けてしまいます。

 

黄鉄鉱は、湿気で非常に脆くなり

容易に砕けるようになるだけでなく

ひどい時は灰色に粉吹いて

とんでもなく劣化します。

 

梅雨時は外に出さないほうが良いです。

 

眺めていて、うっかり手を滑らせて

ばらばらーってなったら嫌ですからね;

 

コキンボ石、岩塩、胆磐は水溶性であり

水分に触れさせる事自体ご法度です。

 

湿度が高くなってくると

結晶が溶けて液状化してしまう事もあり

 

中でも胆磐は毒性がある為、

健康を害する危険性もあります。

 

日光で変質する鉱物 色が薄くなったり、変わってしまったりする鉱物
水晶(アメジスト ローズクォーツ)
リチア電気石(クンツァイト ヒデナイト)
緑柱石(エメラルド アクアマリン)など

日差しに弱い鉱物、感光性という性質を持つ鉱物は

太陽の光によって色が薄くなる、

または変色・変質してしまいます。

 

水晶やリチア電気石、緑柱石の多くは、

直射日光にさらされていると減色し

色が薄くなってしまいますので

 

綺麗だからと窓辺に飾っていると、

気がついたら

さっぱり透明になってしまっていた!

なんて事になりかねません。

撮影や観察目的などで

一時的に太陽光の下に出しておくのは

問題ありませんが

 

保存する際はできるだけ日光の届かない

屋内側に飾っておくように心がけたいところです。

 

それだけで、美しさを保つことができるのですから。

 

乾燥に弱い鉱物 水分がなくなるとひび割れてしまったり、脆くなってしまう鉱物
オパールなど。

鉱物を構成する成分に水が含まれている鉱物です。

 

たとえば、オパールは

8%の水分を内部に含んでいますし

このほかにも何種類か存在しています。

 

お店でも水に沈められた状態で売っていたり

鉱物標本の近くに、保湿目的で

水の入ったカップが置いてあったりもします。

 

このタイプの鉱物は水分がなくなり

乾燥するとヒビ割れてしまったり

バラバラになってしまったりしてしまいます。

 

最初から水に入っているオパールの原石なら、

余程水から出して

長時間放置するような事でもなければ

問題ありません。

 

尚オパールは、

ジュエリー用ルースに加工される際、

わざと乾燥させて

ヒビの出なかった部分を利用するらしいです。

 

番外編 とても脆く、日光にも湿度にも弱い悲劇の鉱物。
鶏冠石(リアルガー)

赤く透き通った美しい結晶を持つ鉱物。

 

にわとりの鶏冠を連想させる事から、

鶏冠石と呼ばれています。

(実際、母岩付きである場合は石英だったり、

白色の石が多いみたいなので

そこからも鶏っぽさが垣間見えるかも)

 

なにを隠そうこの鉱物、

上記のリストの内

3つの特性(脆くて湿気と光に弱い)

を持ってしまっている

とてもか弱い鉱物なのです。

 

モース硬度が1.5~2で

石膏並みに脆い為、爪で傷が付きますし

強い衝撃にも当然弱いです

 

次に、光に晒されていると変質して

黄色いパラ鶏冠石となります。

直射日光なんてもってのほかです。

 

湿気にも弱い為、

対策としては保存用のアクリルケースと乾燥剤を用意して

鶏冠石を乾燥剤とともにアクリルケースへ収納すれば

湿気からはとりあえず守れます。

 

勿論ケースに乾燥剤とともに入れたから

安心というわけではありません。

 

光に晒す事も極力避けなくてはいけませんので

暗い箪笥や引き出しの中に保存する必要があり、

鑑賞も余り頻繁に行わないほうが良いでしょう。

 

しかし、鶏冠石は管理の難しさに勝る

とても魅力的な血のように鮮やかな

赤い輝きを持つ鉱物です。

 

ただ、鶏冠石自体が希少性が高く、

年々質のいいものが

産出しなくなってきているので

 

もし興味を持ち、欲しいと思えたなら

いっそ購入してしまいましょう。

 

湿度と太陽光から守るように

管理すれば良いのですから。

 

最後に

このように、

非常に管理が難しい鉱物達も沢山ありますが、

こんかいの記事の内容や

 

鉱物収集において一番怖いのは知らないでいる事だぜ。覚えておきたい鉱物の特徴や性質を公開!

こちらの記事で書かれている、結晶系や性質の内容も合わせて

どういう鉱物か特性をしっかりと把握して、

大切に大切に管理してあげれば、

安全に取り扱えるし、

いつまでも美しさを保てて

鉱物達に愛着がでてくると思います。

 

最高の鉱物ディスプレイ方法を伝授!便利な家具や機材を活用して貴方もイカしたコレクションギャラリーを作ろう!

鉱物ディスプレイ時必見!鉱物を並べる家具を選ぶなら、見栄えを優先しろという理由とは?

また、上記の記事で紹介するディスプレイ方法や、

家具の情報も合わせて、

性質に合わせてきれいに飾り付ければ、

その美しさをより一層楽しむことができます。

 

これを見ている貴方も、

是非、自分の買った鉱物を

性質にあった管理方法で大切に、

美しく飾ってあげてくださいね。

 

鉱物もきっとその思いに応えてくれますから。

 

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私の人生は鉱物の美しい結晶たちによって楽しく生き甲斐のある物に変わりました。

地球に散らばる天然の美術品、鉱物。
貴方は何がきっかけで、鉱物に興味持ちましたか?

ゲーム・漫画に出てくる重要アイテムだったり、
母親など身近な人がつけているアクセサリーだったり。
興味を持つきっかけも様々だと思います。

私も幼少期の親からのプレゼントがきっかけで
社会人になってから鉱物に夢中になって
たった1年間で143種類もの鉱物を集めました;

しかし、その一年間のうちに思ったのです。

鉱物収集って趣味は、
同じ趣味で話が会う人を探すのも難しい

おまけに一人だから鉱物に関する知識も
手探りで手に入れるしかないから
間違った情報も入ってくる。

これじゃあ、せっかく興味を持ってくれた人の中にも
長続きしない人がでるよなって。

じゃあ、もし私が鉱物に興味を持ってくれた人をサポートできれば、
もっと鉱物収集をする人が増えて、
鉱物収集という趣味が活性化するんじゃないか?
いろいろな人と鉱物の面白さを分かち合えるんじゃないか?


「そうだ、もっと色々な人とこの鉱物の楽しさと感動を共有したい!」
「この一生続けられる鉱物収集の手助けをしたい!」


そう考え、一念発起してこのブログを立ち上げました。
中々知る機会のない鉱物の管理法や、
鉱物収集に役立つお得な情報などを発信しています!
そんな私、アキモトが鉱物収集で得た経験はこちらで紹介しています。