水晶の本物と偽物の見分け方を解説。硬さだけじゃないガラスと水晶の違いとは

こんにちは、アキモトです。

 

この記事では、ガラスと水晶の

違いについて語っていきます。

 

鉱物の見分け方については、

コツさえ掴めば、

鉱物同士や偽物を見分ける事は

誰でもある程度可能です。

 

そう、水晶だって例外ではなく、

タンブルや水晶玉、裸石(ルース)

に加工されていても、

殆どの場合簡単に見分けることができます。

 

しかし、なぜガラスは

ちょっとした衝撃で壊れ易くて、

水晶はそうでないのか

 

別物とはいえ、

この二つの関係

ちょっと不思議ですよね。

 

今日は、そんな水晶とガラスの違いと、

簡単な見分け方について

解説していきたいと思います。

水晶は白い鉱物、石英が再結晶した透明な結晶だが、ガラスも水晶と同じ石英を材料としている。

ガラスも水晶も、

二酸化ケイ素鉱物の石英からなる透明な物質です。

 

水晶は、この石英が

溶けて再結晶した透明度の高い結晶のことで、

 

環境により成分の偏りや内包物の影響で

色がついたり、多様な外見の結晶になります。

 

具体的に一例をいえば

内包物を含んだ水晶なら、

蛍光性のオイルを含んだオイルインクォーツなどや、

内包物によって結晶見えるガーデンクォーツ。

硫黄で結晶全体が黄色く色づいているレモンクォーツ

などが上げられるし

 

色のついた水晶は

成分の欠落や放射線によって色がついており、

アメジストやシトリン、

ローズクォーツやスモーキークォーツ

などといった準貴石として

指輪やネックレスなどの

宝飾品に利用されます。

 

他にも電気を流すと一定周期で振動を起こす為、

その特性を利用して

クォーツ時計の部品としても利用されています。

ガラスは、石英と他材料を溶かして作った非結晶質の物質

対してガラスは製法にもよりますが、

一番多く利用されているソーダ石灰ガラスが

珪素と炭酸カルシウム、

炭酸ナトリウムを混合・融解して作られています。

 

主に飲み物の瓶や、板ガラスを始めとする

数多くの日用品や建材として利用されていますし、

薬品による腐食や浸食にも強いので、

腐食性のある危険物を入れたり実験する為の

ビーカーやフラスコといった容器にも利用されています。

 

水晶とガラス、決定的な違いは割れやすい事。同じ透明だけどその内部構造は別物

水晶とガラスの違いのひとつに、

割れやすさというのがあります。

 

少々成分に違いがありますが、

両者の違いは結晶質か、非結晶質かであり、

 

水晶は、成長の過程で

規則正しく分子が並んだ

結晶質であるため

ガラスと比べ耐久度が高く

多少の衝撃では破損する事はありませんが

 

ガラスは珪素と材料になる成分を

溶解して作り上げている為

分子の並びがバラバラの

非結晶質なので

 

たとえば高いところから落とせば

水晶と違い簡単に割れます。

 

ジグソーパズルで例えるなら、

水晶が、きっちりと隙間なく

パズルをくみ上げた物であるのに対して

 

ガラスはパズルピースが

ぐっちゃぐちゃのままという

イメージで覚えたほうがわかり易いですね。

 

モース硬度も水晶とガラスではかなり差があり・・・

水晶がモース硬度なのに対して、ガラスはモース硬度

 

こすり合わせればガラスが負けますし、

ナイフで傷つけてもガラスには傷がつき、

水晶にはほとんど付きません。

 

ちなみに、水晶のモース硬度は

宝飾品の貴石として扱われる

目安とされています。

水晶とガラスの最も簡単な見かけ方は、中に気泡があるか無いか

水晶とガラスを見分ける一番簡単な方法として、

微細な気泡があるか無いかで見分けられます。

 

ガラスには製造過程でどうしても

微細な白い点々のような見た目の

気泡が発生します。

 

石英が高圧下で再結晶化してできる水晶には

気泡はありませんし、

内包物やひび割れ成長痕などによる空洞は

気泡とは違い角ばっているのですぐわかります。

 

水晶とガラスには熱伝導の関係にも違いがある。本物の水晶は触ると冷たい!

水晶とガラスの違いは

割れやすさだけではありません。

熱伝導の仕方にも違いがあります。

 

鉱物に興味をもった人なら、

もしかしたら

聞いた事あるかもしれませんが、

本物の水晶は触ると冷たいと言います。

 

水晶は熱伝導しやすく、熱を発散しやすい為、

たとえ暖めても直ぐに冷たくなるのです。

 

当然、水晶の温度は外気の関係によって

変動するので、

 

気温によっては

ガラスと水晶を見分ける際の

決定打とはなりませんが

目安のひとつとして利用すると良いです。

 

まとめ

今回は、水晶とガラスの違いについて

解説していきました。

その中で、

  • 水晶は結晶質なのに対し、ガラスは非結晶質。
  • 結晶質の水晶は丈夫で傷がつき難く、
    熱伝導が高い為冷めやすい。
  • 非結晶質のガラスは落とせば割れるぐらい
    脆く傷つき易い、暖めると冷めにくい。

ということを伝えました。

 

今回解説してきた両者の違いを見極めて

インクルージョンなどの無い合成水晶と

ガラスを判別できます。

 

これで水晶とガラスがどう違うのかも

分かったと思いますし、

 

今回の記事内容は

水晶だけでなく、他の鉱物でも

当てはまる事が多いので、

 

 

鉱物の見分け方覚え方。素人でも出来る見た目そっくりな天然・人工石達やガラスを見分ける方法とは?

こちらの記事で紹介している鑑定方法と合わせて

本物と偽物の判別方法の一つとして

覚えていただけたらと思います。

 

アキモトでした。

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私の人生は鉱物の美しい結晶たちによって楽しく生き甲斐のある物に変わりました。

地球に散らばる天然の美術品、鉱物。
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