鉱物の意外と知らない事実、フローライトやトルマリンなど、カラフルな鉱物のほとんどの本来の色は透明!実はその共通点は・・・!

こんにちは、アキモトです。

 

この記事では、

蛍石やトルマリン、サファイアなど

カラフルできれいな人気鉱物の正体は、透明な結晶だった!

という話をしていきます。

 

皆さん透明な鉱物というと、

何を思い浮かべますか?

 

ぱっと浮かんでくるのは水晶とか、

沸石だとか、あと方解石(カルサイト)

なんかもありますよね。

 

でも、実は、

鉱物の中でも特にカラフルな部類に入る

フローライトやトルマリン、

サファイアといった鉱物でも

 

不純物のない物は水晶のように

無色透明な物があるんです!

 

今回は、そんなカラフルな鉱物の意外な一面として、

無色透明な鉱物達について、お話していきます。

カラフルな鉱物は、本来色を持たない透明な結晶。不純物や放射線、成分の置換によって多様な色に変わる

 

水晶などの主成分が典型元素だけでできた鉱物達は、

不純物などの内包物の無い環境で生成された場合

無色透明な結晶となります。

 

じゃあなんで水晶と同じく本来透明な結晶であるのに、

トルマリンやフローライトのように

グラデーションや蛍光性をもったカラフルな結晶が

多いのかといいますと

 

その鉱物の生成される周囲の環境に

色を変える要因となる不純物によって

内部の成分が微量に置き換えられていたり

放射線の影響をうける状況下であったり

その鉱物の原子が欠損していたりする環境にあり、

必然的に色のついた結晶が多くなるからです。

 

たとえるならば、

無色透明で純粋な結晶が水だとして、

そこに不純物や、放射線、原子の欠損などの

原因という名前の絵の具が入り込んで

違う色になっちゃった、という感じです。

 

水晶とはちがい、色つきのものが多い

フローライトやらトルマリンなどは

天然の状況下で生成された

無色透明の結晶が非常に希少であり、

めったにお目にかかれません。

 

もし、天然石ショップやミネラルショーで見つけたら、

ちょっと高くても買ってみるのもいいかもしれませんよ。

 

その鉱物の普段とは違った雰囲気を楽しめることでしょう。

見慣れた鉱物の純粋な結晶達。色がないだけでかなり異質で神秘的に見える。

石英 水晶(ロッククリスタル クォーツ)

鉱物収集におけるお馴染みの鉱物。

石英が再結晶化し、特に透明な結晶となったものを水晶と呼び、

鉱物収集は水晶に始まり、水晶に終わるとまで言われるほど

奥が深い鉱物です。

 

水晶は一番身近で一番奥が深い鉱物。ある時はキノコ型、またある時はハート型やダイヤモンド型と、変幻自在!

こちらの記事で紹介しましたが、

成分の置き換えや放射線による色の変化より、

内包物により色づいていたりする事が多く

 

色の変化より、

多種多様な内包物を楽しむ人も多いです。

蛍石(フローライト)


photo by Ed Uthman

蛍石(Fluorite フローライト)、水晶に並ぶ鉱物のビッグネーム。熱で発光、ブラックライトで蛍光し、カラフルな色を持つその姿はとても愛おしい。

こちらの記事でも紹介したフローライトの透明な結晶。

この、まるで氷のような結晶には

蛍光する成分が入っていない為、

 

普段から見ている蛍石のように

蛍光を楽しむことはできませんが

結晶内で光が分散されて虹を見ることができ、

少し違った雰囲気が楽しめます。

 

私も、一度友達に見せてもらった事があるんですが、

透明なのにちゃんと蛍石だって分かる結晶で

かざすと虹色に輝いて

とても不思議な雰囲気の結晶でした。

 

透明な鉱物は多々あれど、

立方体のような見た目をした結晶で

産出するこの蛍石は

独特の魅力があるんです。

黄玉(ホワイトトパーズ)


photo by Tim Evanson

ホワイトトパーズは、透明なだけでなく光沢が強い為

ダイヤモンドの代用品にされることもある鉱物です。

 

トパーズといえば、水晶と似た形の結晶もあるものの

大体はオレンジ色~シェリーピンクのような

色合いをしている為、なんとなく区別は付きます。

 

しかし、透明なトパーズの原石ともなると、

結晶の形によっては水晶と瓜二つである為、

見分けるのは少々難しくなってしまいます。

 

鉱物の見分け方覚え方。素人でも出来る見た目そっくりな天然・人工石達やガラスを見分ける方法とは?

こちらの記事でも紹介したとおり、

水晶とトパーズでは

結晶の成長の際に結晶表面に現れる線(条線)の向きが、

結晶に対して縦か横かで区別がつきます。

トルマリン(アクロアイト)


photo by Géry Parent

カラフルなトルマリンも、透明な結晶で産出することがあります。

赤くルビーのように美しいルベライトや、深い青色を持つインディゴライトのように、

アクロアイトという名前で出回っています。

 

ほかの鉱物同様希少性が高く、中々出回っているお店も少なく、

結晶の形状から、ぱっと見

緑柱石と間違う人もいるかもしれませんが、

 

トルマリンは大体なだらかな丸みを帯びた

三角柱状であることが多く

緑柱石は六角柱状であることが多いので

 

ある程度結晶が整っていれば簡単に判別ができることでしょう。

鋼玉(カラーレスコランダム あるいは カラーレスサファイア)

有名な宝石であるコランダムも、純粋な結晶は透明です。

ルビーとサファイアは

このコランダムに対しての宝石名であり、

赤い結晶となればルビー、

ほかの色ならすべてサファイアと分類されます。

 

緑、黄、紫、橙、桜色など、

意外と色の変化が多くモース硬度も9であり

 

さらに翡翠についで割れにくい性質から

ダイヤモンド同様非常に加工がしやすく、

多くのジュエリーに使用されています。

 

結晶の形は両錐状となっていることが多く、

まるでゲームに出てくるクリスタルのような

重要アイテムそのままな外見をしています。

緑柱石(ゴーシェナイト)


photo by Géry Parent

緑柱石の透明な結晶も、

エメラルド、アクアマリンのように

固有の宝石名がついており、

 

ゴーシェナイトという名前の由来は、

最初に発見されたアメリカマサチューセッツ州

ハンプシャー郡のゴーシェンからとられています。

 

完全に透明なゴーシェナイトはあまり産出せず、

そのほとんどは他の成分が混じり、

薄く色づいている事が多いそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ここで紹介した殆どの色の無い鉱物たちは、

通常の鉱物よりも希少性が高く、

完璧に透明なものを見つけるのは非常に困難で、

それ故に高値で取引されています。

 

これ以外にも、

グロッシュラーガーネットにみられる

カラーレスタイプや、

ダイヤのように強く輝く

カラーレススピネルなど、

さまざまな鉱物の純粋な結晶が出回っています。

 

もし見つける機会があったのなら、

ぜひ手にとって見てみてください

 

その鉱物の純粋で透明な姿に、

きっと魅了されますよ。

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私の人生は鉱物の美しい結晶たちによって楽しく生き甲斐のある物に変わりました。

地球に散らばる天然の美術品、鉱物。
貴方は何がきっかけで、鉱物に興味持ちましたか?

ゲーム・漫画に出てくる重要アイテムだったり、
母親など身近な人がつけているアクセサリーだったり。
興味を持つきっかけも様々だと思います。

私も幼少期の親からのプレゼントがきっかけで
社会人になってから鉱物に夢中になって
たった1年間で143種類もの鉱物を集めました;

しかし、その一年間のうちに思ったのです。

鉱物収集って趣味は、
同じ趣味で話が会う人を探すのも難しい

おまけに一人だから鉱物に関する知識も
手探りで手に入れるしかないから
間違った情報も入ってくる。

これじゃあ、せっかく興味を持ってくれた人の中にも
長続きしない人がでるよなって。

じゃあ、もし私が鉱物に興味を持ってくれた人をサポートできれば、
もっと鉱物収集をする人が増えて、
鉱物収集という趣味が活性化するんじゃないか?
いろいろな人と鉱物の面白さを分かち合えるんじゃないか?


「そうだ、もっと色々な人とこの鉱物の楽しさと感動を共有したい!」
「この一生続けられる鉱物収集の手助けをしたい!」


そう考え、一念発起してこのブログを立ち上げました。
中々知る機会のない鉱物の管理法や、
鉱物収集に役立つお得な情報などを発信しています!
そんな私、アキモトが鉱物収集で得た経験はこちらで紹介しています。